こんにちは、キリコです。
ついに、ついにAppleWatchデビューを果たしました!
これまで数年間、私は iPhone × Fitbit Versa3 という組み合わせで生活してきました。特に健康管理や睡眠トラッキングにおいて、Fitbitには本当に助けられてきたんです。
今回 Apple Watch Series 11 を購入した理由は単純で、「iPhoneとのシームレスさ」をもっと追求したかったから。実際に使い始めてみると、できなくなったこともあれば、逆に大幅に便利になったこともたくさんあります。
今回は、「fitbit Versa3 → Apple Watch 11」に乗り換えて気づいた10のこと を、実体験を交えてレビューしていきます。
Fitbit Versaを絶賛する過去の記事はこちら。これはこれで、とても便利に使っていたんです。

ヘルスケアアプリとの完全連携は圧倒的に便利
Fitbitを使っていた頃、データは「Fitbitアプリ」に集約されていました。もちろん一部はAppleヘルスケアに連携できるのですが、完全ではなく、データが分散してしまうのが悩みでした。
Apple Watchに変えてからは、すべてのデータがAppleヘルスケアに自動で集約。
歩数、消費カロリー、ワークアウト、睡眠、心拍数、さらには皮膚温まで。すべてが一元管理できるので、「あのデータはどのアプリに?」と迷うことがなくなりました。
これはApple Watchの大きなメリットで、日常のログ管理が格段にラクになります。
通知機能が“本物”になった
Versa3のときもLINEやメールの通知を受け取ることはできました。ただ、返信は絵文字や定型文に限られていて、正直「見るだけ」という印象。
ところがApple Watchでは、LINEに音声入力で返信できるし、メールに手書き入力で返せるし、さらに通話も直接腕でできる。
外出先でバッグからiPhoneを出さなくても、腕だけで完結できるのは予想以上に快適です。
Apple PayとSuicaの破壊的便利さ
Fitbit Versa3には「Fitbit Pay」という仕組みがありましたが、使用は限定的。実際にはすべてiPhoneでの電子決済をしていました。
Apple Watchに変えて驚いたのは、Apple Payが完全に使えること。
コンビニでも電車でも、手首をかざすだけで決済完了。特にSuicaとの組み合わせは強力で、通勤・通学で使う人には本当に革命的です。
また、なんとPaypayが使えるのは本当にびっくり。使い方は簡単、Paypayアプリを起動して出たバーコード画面を店員さんにスキャンしてもらうだけです。しかもご丁寧に、自然に店員さんに向かって腕を差し出すと、店員さんに読める向きで「Paypayで支払う」と表示されるという心遣い。かゆいところに手が届くとはこのことです。

バッテリー持ちはやっぱり短い
良いことばかりではありません。正直に言うと、Apple Watch最大の弱点はバッテリー持ちです。
Versa3は一度の充電で4〜6日間は余裕で持ちました。睡眠トラッキングも毎日できるし、充電を気にする頻度も低く済みます。
対してApple Watch 11は、常時表示ONで1〜2日が限界。
「寝る前に充電し忘れると翌朝には切れている」ということもあり、毎日の充電習慣が必須になりました。
私は今のところ睡眠の状態を測る必要性は低いため、寝る前に充電する方法をとっています。
睡眠トラッキングはFitbitが一歩上
睡眠分析については、まだFitbitに軍配が上がります。
Fitbitの睡眠スコアは直感的で「今日は質が悪かったな」というのが一目で分かりました。睡眠ステージもかなり詳細。
Apple Watchも睡眠のステージ(浅い睡眠・深い睡眠・レム睡眠)を測ってくれますが、データの深さやスコア化のわかりやすさではFitbitの方が優秀。
ただ、Apple Watchはヘルスケア統合の強みがあるので、日常の健康データとあわせて管理できる点は魅力です。
ワークアウト計測はより多彩に
ランニングやウォーキング、サイクリングは両方とも対応しています。違いを感じたのは、Apple Watchのワークアウト種類の豊富さと自動検出の精度。
ちょっと歩き始めると「ワークアウトを開始しますか?」と聞いてきてくれるし、ジムでマシンを使ったときの心拍や消費カロリーもきっちり記録してくれます。
特にパワーや心拍ゾーンの表示はトレーニングのモチベーションに直結。Fitbitの頃より運動中の指標が多彩になりました。
Apple製アプリとの連携は想像以上
これが乗り換えて一番感動したポイント。
リマインダー、カレンダー、マップ、メッセージ…すべてがApple Watchでそのまま動きます。
たとえば、
• マップでナビを始めると、曲がるタイミングで腕がブルっと震える
• リマインダーが時間になると、手元でチェックできる
• カレンダー予定がその場で確認できる
まさにiPhoneの延長として自然に使えるのは、Fitbitでは絶対に味わえなかった体験です。
アプリ拡張性の広がり
Fitbitのアプリストアは種類が少なく、実用的なものは限られていました。
一方Apple WatchはApp Storeがそのまま利用可能。
家計簿アプリ、睡眠改善アプリ、タスク管理アプリなど、自分のライフスタイルに合わせて拡張できます。これは本当に大きな違い。
音楽体験がスムーズに
Versa3ではSpotifyの操作はできても、曲を保存して再生するのは制限がありました。
Apple WatchではApple Musicのプレイリストを同期してオフライン再生できるので、iPhoneを持たずにランニングするのも可能。AirPodsと組み合わせると本当に快適です。
デザインとカスタマイズの自由度
最後にデザイン。Versa3もシンプルで好きでしたが、文字盤の種類や情報量は限られていました。
Apple Watchは文字盤デザインが豊富で、しかも「コンプリケーション」と呼ばれる情報を自由に配置できます。
天気、心拍、次の予定、株価、バッテリー残量など、自分仕様にカスタマイズできるのはAppleならでは。
Paypayを毎日のように使う私は、コンプリケーションで文字盤に組み込んで使用しています。文字盤の「P」マークをタップするだけで、即座にPaypayを使えるのは画期的な体験でした。
まとめ:どちらを選ぶべきか?
• ヘルスデータの細かさ・バッテリー持ち重視 → Fitbit Versa3
• iPhoneとのシームレスさ・日常の利便性重視 → Apple Watch 11
私は「Apple製品で生活をまとめたい」と思っていたので、Apple Watch 11に乗り換えて大満足です。特に通知・決済・アプリ連携の快適さはもう手放せません。
もちろん、Fitbitの睡眠分析や長持ちバッテリーは今でも魅力的。でも、iPhoneを使っているならApple Watchの統合感は圧倒的です。
これからは「Apple Watch × iPhone」の組み合わせで、もっと健康管理と生活効率化を追求していこうと思います。