【解決済み】iPhone16のバグ?通知音量の調節ができないときの対応方法

例年どおり、2024年9月にiPhone16シリーズが発売されました。iPhone15シリーズからはAPPLE製品独自のLightning(ライトニング)ケーブルからUSB Type-Cに変更になったことも大きな話題を呼び、さらに人気となっています。

ところが、この新型iPhone。音量調整についての不具合があちこちで報告されているようです。

この記事では、iPhone15・iPhone16シリーズをお使いの方が直面している音量調節についての不具合内容と、その解決方法を調べた内容を紹介しています。

今現在、特に問題なくても、ある日突然に不具合が発生することもあるそうです。そんなときに備えて、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。

この記事を読んで解決できること
  • iPhone15・16シリーズで、音量の調節ができない!
  • iPhone15・16シリーズで、急に通知音が爆音になる!
  • iPhone15・16シリーズで、通知音量を変更するバーが出てこない!
目次

iPhoneの音は2種類!設定方法も異なる

まずは軽くおさらい。iPhoneが出す音には「メディア音」と「着信/通知音」の2種類があります。

iPhoneの音の種類
メディア音

音楽や動画などの音声、アプリのサウンド、LINEなどのアプリ内でのスタンプで再生される音声など

着信音/通知音

電話の着信、LINEやメッセージの通知、アラーム音、操作音

そして、その音量調節も個々に設定する必要があります。

iPhoneの音量調節方法
メディア音

通話中や動画・音楽の再生中にiPhone横のボリューム調整ボタンを押す

着信音/通知音

上記以外の時にiPhone横のボリューム調整ボタンを押す

たとえば、音楽を聴いているときに「ちょっと音が小さいな・・・」と思って操作すれば「メディア音量」が、LINEのやり取りの最中に「通知音を逃したくないな」というときに操作すれば「着信音/通知音」が変更されます。

つまり、iPhoneの使用状況に合わせて自動的にどちらかの音量が調節されるということですね。

昔のガラケー時代には「音」の調整は一か所しかなかったため、iPhone発売当初は音の種類がごっちゃになり、調整に戸惑う人も少なくありませんでしたが、感覚的に操作できるためか、今ではそんな悩みも聞くことも少なくなりました。

Appleの公式ページでも、以下のように説明されています。

iPhoneの音量を調整する
iPhoneで通話中、または曲、ムービー、その他のメディアの再生中は、デバイスの横にあるボタンを使って音量を調節できます。それ以外のときにこのボタンを使うと、着信音、通知音、その他のサウンド効果の音量が変更されます。Siriを使って音量を上げたり下げたりすることもできます。

APPLE公式サポートページより

iPhone15・iPhone16シリーズで、音量調整がうまくいかない

そんな便利な音量調整機能ですが、iPhone15・16シリーズでは音量に関する不具合が発生しているようです。

今回、多数報告されている不具合は、着信音や通知音、サウンド効果に関するもの。LINEの通知音が鳴らない、タップ音が大きい、メール着信音の設定がおかしい、などなど。日常生活において致命的なものばかりです。

X(旧Twitter)では

X(旧Twitter)で「iPhone15」「通知音」で検索すると、さまざまな不具合を報告するポストがあがっています。

https://twitter.com/32/status/1711969456912769436
https://twitter.com/723ar09/status/1712267405777584559

Appleサポートコミュニティでは

Appleのサポートコミュニティでも質問があがっていました。

着信音と通知音の設定できず、爆音になる。
着信音と通知音をボタンで変更ONにしていても、画面上部に音量の変更のバーが出ず、変更できないです。また、サイド音量ボタンを押しても音楽等の音量しか変更できません。再起動してからであれば、多少着信音や通知音は変更できますが、気がつくと変更できなくなっています。またマナーモードにせず、通知音やロック音は音量MAXで鳴ります。

Appleサポートコミュニティ

iPhone16Proを使用。

今までの機種では、動画や音楽を流している状態でサイドの上下ボタンを押すことで、着信音量設定ができ、その他の状態で上下ボタンを押すと通知音設定ができていましたが、どの状態で上下ボタンを押しても、着信音の設定しかできません。

仕方なく、設定から通知音を一番小さくしても、かなり大きな音がでます。

Siriに頼んでも「これ以上小さくできません」と返されます。

もちろんソフトウェアは最新であるし、設定まわりも確認済みです。

Appleサポートコミュニティ

これに対するコミュニティスペシャリストからの回答は以下のとおりで、明確な回答は得られていませんでした。

関連する情報として、iPhone の音量を調整する通知の設定を変更する、および App が機能しない場合の内容をご参照ください。

Appleサポートコミュニティ

ですが、後日、質問をされた方が設定のリセットを行ったところ、問題なく使うことができていることを報告されていました。

「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「全ての設定をリセット」を行いました。その「全ての設定」は公式ページiPhoneの設定をデフォルトに戻す – Apple サポート (日本)からなにがリセット実行されるかわかると思いますのでご確認下さい。

データやコンテンツは消去されません。

リセット時間は数分だったかと思います。

それらを行ってみて数日間使っていますが、今のところ問題なく普通に使うことができています。

Appleサポートコミュニティ

解決方法は?

【2024/11/27現在・追記】iosのマイナーアップデートで、この記事の不具合が解消されました。著者の環境でも、無事に着信音の音量調節バーが表示されるようになり、爆音通知もなくなりました。頻繁なアップデートを面倒に感じる方もいるかもしれませんが、OSのアップデートはバグの修正だけでなく、システムの脆弱性への対応など、重要なものが含まれています。必ずおこないましょう。

2023年10月現在、公式サポートでこの問題は認識されておらず、正式な解決方法は発表がありません。

素人でも安全に解決するための手段として、まずは、電源をいったんオフにしてから再起動させてみましょう。著者のiPhoneの音量が大きくなってしまう問題は、これでひとまず解決しました。

それでも不具合が解消しない場合は、前述のAppleサポートコミュニティであがっていた設定のリセットをおこなってみる手段以外、現在取れる解決方法はないようです。

「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「全ての設定をリセット」

「全ての設定をリセット」ではデータやコンテンツは失われませんが、Apple Payの設定はリセットされ再度設定が必要となるため、注意が必要です。また「すべてのコンテンツと設定を消去」や「ネットワーク設定をリセット」などとしてしまうとデータがすべて消えてしまうこともあります。誤って設定をリセットしてしまっても、Appleはもちろん、このサイトでは責任を負うことができません。あくまでも自己責任でおこないましょう。

まとめ

今回の音量調節の不具合については、端末の再起動や設定のリセットをすることで、一時的に解決するようです。

ですが、根本的な解決とはなっていないため、今後のiosアップデートなどで修正されるのを待ちたいところですね。

以下の記事では、iPhoneをMagsafe接続したときや充電したときの「フォン♪」という音が大きすぎる!という著者の悩みを解決した方法を紹介しています。深夜に充電するときの音が気になる・・・という方は、ぜひご一読くださいね。

また、ネットに急につながらなくなった時の解決方法を紹介する記事はこちら。「え?そんなこと!?」と思うほど簡単な設定です。サポートセンターに問い合わせる前に、ぜひ読んでみてください。

こちらの記事では、みんなが使っているLINEアプリの意外と知られていない便利技や裏技を紹介しています。ママ友に自慢できちゃうプチ情報が満載です!

こちらは、ios18で新しく搭載された「消しゴムマジック」のカンタンな操作方法を解説しています。新しくなったコントロールセンターの設定方法もわかりやすく図解しているので、ぜひご覧くださいね。

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この記事を書いた人

趣味はiPhoneと旅行・クルージング。日々忙しい小中学生ママのために、子育てに役立つ情報や、ママ世代が知っておきたい厳選した情報などをお伝えします。
「母」と「妻」としてだけでなく「私」の立場も大事にすることが、大切な家族を守ることにつながると信じている一児の母。

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