エアタグは使える?子供に持たせて失くした鍵が戻ってきたリアル体験談

自宅のカギを持たせていた中学生の子どもが、ある日、カバンをごそごそ。

「あれ・・・?カギがない・・・」

えっ!?よく探してよ?

ん~~~~(ごそごそ)やっぱないや。笑

いやいや、ちょっと待って。カギがないってことは、紛失?盗難?いや、この子のことだから学校の道中で落としたか・・・どっちにしてもカギを作り直す必要ある?

と、めまぐるしく考えたときに、ふとある不安が。

住所の入ったものと一緒にしていなかった!?

そう。万一、自宅のカギと住所のわかるものが一緒になっていた場合、悪意ある人の手に渡ってしまったら大変なことになってしまいます。

念のため子どもに確認したところ、キーケースには自宅のカギだけしかつけていないそう。

自宅のカギ、だけ・・・!?

そこで、はっと気づいたのです。

エアタグをつけているじゃないか・・・!!!!!

小学生の時にはランドセルにつけていたカギですが、子供が中学生になるタイミングでキーケースを持ち歩くようになり、万一のためにとエアタグをつけていたのです。

今回は、失くしてしまった自宅のカギが、無事に手元に戻ってくるまでの流れを記事にしてみました。

子どもに自宅のカギを持たせている方、ご自身がものを失くしがちな方、必見です!ぜひ、最後までお読みくださいね。

目次

カギが手元に戻るまで

子どもが「カギがない!」と騒ぎ、「エアタグを付けていたじゃないか!」と気づいた私。

早速、iPhoneの「探す」アプリを立ち上げて「持ち物を探す」から、目的のエアタグを確認チェックしてみました。

失くした自宅のカギが、なぜかショッピングモールに

すると、なぜか自宅から車で10分ほど離れたショッピングモールの中にエアタグがあるとの表示が。

子どもがショッピングモールに行ったときに落としたのか!?と思い、本人に確認してみると、最近はショッピングモールにも、そちらの方面にすら行っていないとのこと。

本人がその場で落としたのではないとすると、これは「誰か」がキーケースを持って移動しているに違いない!

そう考え、すぐにショッピングモールに行ってみました。

エアタグはGPSじゃない。まさかの空振り

ショッピングモールについて「探す」アプリを見ると、いやな予感が。

エアタグの最後の検出時刻が、先ほど自宅で確認した時間のままだったんです。

これが何を意味するか。

それは

エアタグ入りのキーホルダーを持った人は、ここにはもういないかもしれない

ということです。

自身がGPS機能を持たないエアタグ。誰かのiPhoneなど、他のIOSデバイスのGPS機能によって自身の場所を特定するというのが、エアタグの特徴です。

つまり、まわりにIOSデバイスがない場所ではエアタグのありかもわからない、ということ。

このショッピングセンターのまわりは、一歩外れると田舎道。エアタグを持ったまま移動した「誰か」がAndroidユーザーだった場合、まわりにIOSデバイスがない環境となるのは大いにあり得ることです。

しばらく再検出されるのを待ってみましたが、時間も遅くなってきたので今日のところはいったん帰宅して、次に検出されるのを待つことに。

再検出されたその先は・・・

そして、翌日。

再検出されていました!

しかも、検出された場所は、なんと最寄りの警察署。昨日拾った「誰か」が、今日警察に届けてくれたようです。

早速、警察署に電話。

 私:「家のカギが入ったキーケースを紛失しました。エアタグで追跡するとそちらの警察署にあるみたいです」
 警察署の係員:「あぁエアタグですね。ではきっとこちらにありますね。まずはこの電話で紛失届の受付をいたします」

と、慣れた様子。

聞くところによると、エアタグなどの紛失防止トラッカーごと届けられるケースはよくあることなんですって。今は昔のように住所と電話番号とともに記名するようなことは少なく、文明の利器を個人情報を守りながらうまく使いこなしてるんですね。

そのまま電話で紛失届をの手続きを行い、キーホルダーの特徴やカギの番号(家族が持っている番号と同じかどうかの確認)などを伝え、無事に警察署で保管されていることを確認しました。

カギが戻ってきた!

そして翌日、警察署に出向き、無事にキーケースが手元に戻りました。

念のため、どこで拾われたのかを確認したところ、自宅から数十メートルの場所だったそう。やはりカバンのポケットからスマホを取り出す際に一緒に落ちたようです。落ちた時に音のしない合皮製だったことも、気づかなかった原因のひとつでした。

備えの大切さは困ったときにわかる

普段はまったく意識していなかったエアタグですが、今回は備えの大切さを感じました。

普通に小学生が自宅のカギを持ち歩くことがある今のご時世。また、普段持ち歩かなくても、親の帰宅が子どもの帰宅時間ギリギリになっちゃうかも・・・ってときなど、一時的に持たせざるを得ない状況だって十分にあり得ます。

もちろん、大人だって失くし物することくらい、ありますよね。

GPS機器は高価だし毎月の通信費も気になります。充電を日々気にするのも面倒。それに、すべての持ち物にGPS機器を取り付けるのは現実的ではありませんよね。

そんなとき、紛失防止トラッカーは本当に有用です。数千円の本体を一度購入してしまえば、あとは年に一度、市販のボタン電池を交換するだけ。リーズナブルに安心が手に入るんです。

我が家は、家族全員iPhoneユーザーなのでエアタグを使用していますが、他のメーカーでもキーホルダー型やカード型など、たくさんの種類が販売されています。自宅のカギだけでなく、財布やバッグなど、いくつも管理したい場合にも役立ちます。

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GPSとどう違うの?という方は、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

まとめ

今回の場合、子どもが落としたキーケースを心優しいどなたかが警察に届けてくれたことで、結果的にエアタグがなくても見つかっていたかもしれません。

でも、草むらなど人目につかない場所で落とした場合などは誰にも見つけてもらえないことも大いに考えられます。そんなとき、自力で探しに行くことができるのは強力な安心材料です。また、子どもに持たせても万一の時には探せる、という安心感は何物にも代えがたいと実感しました。もちろん大人の落とし物にもね。

失くしてからでは遅いです。「備えあれば患いなし」です。

せっかくだから、文明の利器を上手に活用して安心ライフを手に入れちゃいましょう!

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この記事を書いた人

趣味はiPhoneと旅行・クルージング。日々忙しい小中学生ママのために、子育てに役立つ情報や、ママ世代が知っておきたい厳選した情報などをお伝えします。
「母」と「妻」としてだけでなく「私」の立場も大事にすることが、大切な家族を守ることにつながると信じている一児の母。

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