これからアイスがおいしい季節になりますよね。お手軽に近所のコンビニでアイスを買って食べたくなる気持ち、よ~くわかります。
でも、ちょっと待って!
コンビニでアイスを買うのは危険かも。実は納得の理由があるんです。
コンビニアイスが危険な理由って?
とはいっても、コンビニのアイスに問題があるわけではありません。
問題があるのは「アイスの買い方」。
想像してみてください。深夜のコンビニ、ひとりの女性客がアイスをひとつ購入していく姿を。

これから帰ってアイスでも食べよ♪
と店を出ていく姿。そして後に続く不審な影・・・
お気づきになったでしょうか。
アイスが溶けない距離に自宅があり「ひとりで」アイスを食べようとしているアピールをしている
ということに。
ポイントはアイスの溶けない距離に自宅がある、ということ。
不審者は女性客の買い物かごの中身をチェックしているといいます。そんな不審者にロックオンされて、一人暮らしのアパートまで追跡されてしまっていたら。そのまま電気のついていない自宅に帰宅し、ドアを開けて入った瞬間に電気が着くのを見られてしまったら。
「女性のひとり暮らしの自宅」を知られてしまうことになります。
もちろんこのまま家族のいる自宅に帰るかもしれないし、同居人がアイス嫌いだからひとつしか購入していないだけなのかもしれない。それなら全く問題ありません。
でも、ひとり暮らしの場合は最大限の警戒が必要です。
そのほかにも自宅が知られてしまう危険な行動


もちろん、アイスの件はほんの一例であり、特にひとり暮らしの女性を狙った事件は後を絶ちません。
例えば駅を降りた後、スマホの画面をずっと見ながら帰宅する場合。スマホのライトで顔が照らされ、表情までもが鮮明に周囲の人にみられていることを、当の本人は気づきにくいことが多いです。
例えば夜道が怖いからと、イヤホンの音量全開で音楽を聴きながら帰宅する場合。至近距離に不審者がいても気配を感じにくく、気づけないことも。
そして帰宅後に玄関の前でカギをバッグから出す数秒間。玄関の明かりに照らされ
「私の家はここです!これから数秒後にカギを開けます!」
とアピールしているようなもの。
ドアを開けた瞬間に押し入られる危険性があります。
自己防衛手段は意外とカンタン!


ひとり暮らしの女性や娘さんにひとり暮らしをさせている親御さんなど、心配になってしまうことばかりですが、実は意外とカンタンな対策をすることで防衛になることも多いんです。
昔からよくある対策のひとつ、ひとり暮らしの女性宅に男性物の下着を干すことも効果はあるでしょう。でも現代の暴漢に立ち向かうには、それだけじゃ不十分です。
- アイスを買うのは明るいうちに!できれば買い置きをする
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本来ならスーパーなどで昼間のうちに買い置きをしておきたいところ。でも帰宅時にどうしても急に食べたくなったら、1個ではなく2個以上買いましょう。持ち帰り時には商品が透けにくいエコバッグを使用することも一案です。
- 誰かが待っている自宅に帰る「設定」に
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「今、コンビニ出たよ」「もうちょっとだから待ってて」など、電話で架空の会話をするのも、これから誰かが待っている自宅に帰るアピールができるので効果的。
- スマホをずっと使用しない
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スマホを操作していると、注意力が散漫になります。「そんなの大丈夫、気づくから」と過信していませんか?人間、そんなに賢くありません。スマホの情報に意識が向いてしまうと、意外と周囲のことが見えなくなることも多々あります。帰宅時はスマホの画面をずっと見るのではなく、必ず周囲を気にしましょう。
- 玄関にたどり着く前にカギを手に持つ
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家の中に入って施錠するまでが外出です。帰宅途中、玄関にたどり着く前にカギを手に持ち、カギを開ける前には周囲に不審人物がいないことを必ず確認しましょう。そしてドアを閉めたらすぐに施錠することが大切。アイスを食べるのは、その後で!
後悔先に立たず


あちこちで物騒な事件が相次ぐ昨今。
事件があった後のインタビューなどでは



こんな閑静な街で事件が起きるなんて思わなかったです!
って、よく耳にしませんか。
「この辺りは治安がいいから安心」なんて思うのは、単なる思い込みです。暴漢はどこにでもいるんですから。あなたが「治安のいいはずのこの辺り」の被害者第一号になってしまわないとも限りません。
警戒してし過ぎるということはないのです。
何かあって後悔することのないよう、大切な人を悲しませることのないよう、自己防衛をしっかりとして充実したひとり暮らしを満喫しましょう!