MSCベリッシマ!クルージングの常識って?実際に乗って遭遇したトラブルも

2023年夏休み。MSCベリッシマに6泊7日で乗船してきました。

船の中に一歩でも足を踏み入れると、そこはほぼ外国。数千人のスタッフとゲストがいますが、スタッフは日本語が全くわからない人がほとんどです。

英語での円滑なコミュニケーションが取れれば問題ありませんが、自信のない人も多いのでは。もちろん、レセプションなどには日本語で対応できるスタッフが常駐しているので何かあったときに困ることはありませんが、ちょっとしたやりとりで戸惑ってしまう場面も多いかもしれません。

この記事では、乗船前になかなか知ることのできない、「もっと早く知っておきたかった!」という情報や、実際にトラブルが起きた状況や困ったときの解決策、など、MSCベリッシマに実際に乗船して感じた雰囲気を含めて、写真とともにをまとめました。

これから乗船される方のお役に立てれば嬉しく思います。

この記事を読んでわかること
  • 言われなければわからない、クルージングの「常識」
  • 英語わからないし、困ったときは誰に言えばいいの?
  • 人によって受け答えが違う・・・どの情報を信じればいいの?
  • パスポート、ずっと手元に置いておかないで大丈夫!?
  • 食事のとり方。自由って言われても、わからない!
目次

クルージングの常識!?基本的に不親切!細かい説明はされません

日本のホスピタリティあふれる旅行に慣れている方にとっては、不親切と感じる部分は多いかもしれません。

細かく読めばどこかに情報が書いてあることも多いのですが、いちいち口頭で説明してくれません。また、誤った情報を堂々と記載し、確認すると「それは変更になりました」「その情報、古いよ!」などと笑顔で返されたりします。

特にクルージング初参加の方は、いわゆる「クルージングの常識」なんてわからないのが当たり前。

あとから「あ、そうだったの?」「もっと早く知りたかった!」ということもよくあること。いちいち目くじらを立てずに「これが海外クオリティね」と割り切ることが、旅を楽しむコツかもしれません。

申し込んだ旅行会社と、MSC社は別物!

初めてだと混同するかもしれませんが、ツアーを申し込んだ会社と、船の所有者であるMSC社は別物です。

例えばJTBで申し込みを行った場合、送られてくる資料の中で、JTB社作成のものとMSC社作成のものとでは書いてある内容が違ったりします。

例えば、同封の資料に記載されていた内容がこちら。

MSC資料:特別価格でのドリンクパッケージが事前購入できます!

JTB資料:ドリンクパッケージは事前に購入できないため、乗船してから購入してください!

どっちやねん!
お得に買えるの?買えないの?

結局、ドリンクパッケージの事前購入はできず、乗船してから既定の金額でスマホアプリから購入することに。オプショナルツアー、インターネットパッケージも同様に、旅行会社を通すと事前購入はできないようです。直接MSCに申し込んだツアーであれば事前予約は可能とのこと。申し込み時に確認してみましょう。

また、こんな重要なことでも記載に相違が。

MSC資料:当日は12:30にチェックインしてください。その1時間後にチェックインが閉まります。

JTB資料:最終チェックイン時刻は16:30です。12:30以降にお越しください。

16:30まではOKってこと?13:30を過ぎるとアウト?
この違い、結構大きいんだけど・・・

問い合わせたところ、混雑緩和のためチェックイン時間の表記を1時間ずつずらしているそう。なので1時間後にチェックインができないことはなく、努力義務だとのこと。16:30までにチェックインすれば良いそうです。実際にチェックイン時刻を確認されることはありませんでした。

乗船前は旅行会社に、乗船後はMSCスタッフに確認するのが確実!

とはいえ、乗船後にMSCスタッフに聞いてもわからない場合もあります。そんなときは、設置してある旅行会社のデスクに行ってみましょう。日本人スタッフが丁寧に教えてくれます。わざわざMSC側に確認しに行ったうえで返答してくれたりもする、ありがたい存在です。ただし、旅行会社のデスクは基本的に日中しかオープンしていないことがほとんど。

緊急の場合は、MSCレセプションにいる日本人スタッフに聞きましょう。24時間対応してくれる管内電話「99」でも、日本語は通じるので安心してください。

パスポート、返してもらえないってどういうこと!?

チェックインの後に出国手続きをおこないますが、その後いざ乗船しようとすると、パスポートを渡すよう要求されます。預かり証を渡されますが、パスポートはそのまま預けることになります。

「え?パスポートを肌身離さずもっていなくていいの?」「人に預けちゃっていいの?」と思うかもしれませんが、これは船の出入国審査のために必要な手続き。

あとでキャビンにパスポートの顔写真ページのコピーが届きます。

実際のパスポート返却は、下船前日になります。クルーが直接キャビンにきて手渡してくれるので、必ず中身を確認してから受け取りましょう。

避難訓練って、何するの?

部屋に入ると「WELCOME ABOARD!」と書かれた紙がおいてあります。すぐにでも船内の探索に出たい気持ちはわかりますが、必ず一読を。そこには、その日にすべきことが記載してあります。

参加必須の避難訓練については重要事項。部屋が利用できる時刻の約30分後に避難訓練が始まるので、そのまま待機を。時間になると「テレビで映像を確認し、終わったら画面の通りに電話機を操作してから指定された場所へ」放送が入ります。

部屋に入った時からテレビは映っていますが、操作はできません。事前に確認しようとしても「動かない~~!」と焦ってしまうかもしれませんが、時間になれば操作できるようになるので慌てずに。

映像が終了し電話機の操作をおこなったら、MSCカードに書かれているAssembly Stationへ。ここではカードをスキャンするだけで終了です。説明が全くなかったため、スキャン後に何かするのではと待っている方も大勢いましたが、そのまま解散してOKです。

映像確認後の電話操作とカードスキャン、両方をおこなわないと、避難訓練が終了していないと判断されてしまいます。その後、何度も実施を求められ、せっかくの楽しい時間が台無しに。確実に避難訓練を終了させましょう。

夕食のメインレストランが3か所?

毎日配布される船内新聞には「ご夕食のお席」と書かれ、3つのレストラン名と時刻が。初日は「いったいどこに行けばいいの?」と迷うことでしょう。

そんな時は、MSCカードの右中段を見てください。

Restaurant:レストラン名

Deck:レストランのある階数

Seating:夕食開始時刻

Table:テーブル番号

夕食のメインレストランは、毎日同じ場所、同じ座席になります。人数調整のため、相席は当たり前。2人で行っても6人掛けテーブルに4人の方と相席、なんてこともあります。

そして指定時刻を15分過ぎると、入場できなくなってしまうので注意が必要です。そんな時は、無料で利用できる15階のビュッフェや各種有料レストランを利用しましょう。

食事方法やレストランについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

実際にあったトラブル

ヘアドライヤーのスイッチを入れたら、火花が散って部屋が真っ暗に。

深夜1時。キャビンに備え付けのヘアドライヤーのスイッチを入れた瞬間、バチンと火花が散って、入口の非常灯を除いて部屋が真っ暗になってしまいました。

電気が通っていないので、当然電話も使えず。やむなく濡れ髪のまま部屋の外に出て、エレベーターホールに設置してある電話からレセプション「99」に連絡をしたところ、日本語で対応できるスタッフが「すぐに設備担当者を部屋に行かせます」と対応してくれました。

待つこと数分、設備担当が来てくれて電気がつくようになりました。恐る恐るドライヤーのスイッチを入れるも、温風は出るけれど冷風が出ない。夜も遅いので「修理は翌日の日中にお願いします」とつたない英語で伝え、その日はそのまま眠りにつきました。

そして翌日夜。やっぱり冷風が出ない。英語が通じなかったかと思い、今度こそ日本語でレセプションに翌日の修理を依頼しました。「担当者に伝えます」と言ってくれましたが、翌日も修理されておらず。

このやりとりが滞在中続き、結局、最後まで冷風機能は使えずじまいでした。

冷風と温風を交互に使うと、髪がサラサラになるから
私は冷風が必須だったのに・・・

朝食レストランにて。2人分の朝食セットを無理やり提供された!

夫婦ふたり、朝食を初めてテーブルサーブのレストランでとったときのこと。和食?洋食?と聞かれ、ふたりとも洋食のエッグベネディクトをチョイスしました。

待つこと数分、夫のテーブルにだけ、なんと洋食と和食の両方のセットが提供されました。

「和食は頼んでいない」と言っても「いや、和食と言った!」の押し問答の末、隣の席との間に両方無理やり置いていかれました。

要らないって言ったのに、置いてく!?

夫婦ふたりの前に、洋食2セットと和食1セットが・・・。怒るのも馬鹿らしく、大爆笑。相席されていた方たちも、必死で笑いを堪えているのが伝わってきました。

思い返すと、メニューを見ながら「和食と洋食が選べるんだねー」などと会話しながら注文していた私たち。スタッフの方が注文を取るために傍らに立っていたところで「和食」「洋食」と発声していたことは確かです。

だとしても、ひとりで2食を頼んだことに対して確認のひとつもしないのかーい!

結果、2食分を食べましたとも。夫が。

最終日に預ける荷物の時間が12時間ずれていた!

最終日前日。シアターで下船に関する案内会が開かれました。その際、預ける荷物の最終ピックアップ時刻について、前日23時に部屋の前にスーツケースを出しておくとのことでした。が、その夜に届いた船内新聞には下船当日11時との記載が。

この12時間は大きい!

下船当日の朝に使う洗面用具や最終日に着ていたパジャマなど、手荷物ではなくスーツケースに入れてしまいたいもの。大きすぎる12時間の誤差です。

確認したところ、アナウンス時点では前日23時だったものが、MSCからの通達で下船当日11時に変更になったとのこと。船内新聞を読んだからこそ、気づいたことです。

前日夜にスーツケースを部屋の前に出されているキャビンもかなりありました。船内新聞は、必ず確認しましょう。

まとめ

他社も含め、過去に数回のクルージングに参加してきましたが、MSC社のクルージング参加は初めての私たち。実際にMSCベリッシマに乗船してみてないとわからなかったことも多くありました。今回は以下の情報をまとめた記事になっています。

  • 言われなければわからない、クルージングの「常識」
  • 英語わからないし、困ったときは誰に言えばいいの?
  • 人によって受け答えが違う・・・どの情報を信じればいいの?
  • パスポート、ずっと手元に置いておかないで大丈夫!?
  • 食事のとり方。自由って言われても、わからない!

また、著者キリコが、2023年夏にMSCベリッシマに乗船したまとめ記事はこちら。乗船前の手続きから下船まで、写真付きで詳しく解説しています。カジノやキッズクラブなどの設備や、気になるWi-Fi事情、2024年のクルーズ情報など盛りだくさん!ぜひチェックしてみてくださいね。

今回載せきれなかった、乗船前に知っておきたい情報はこちら。

そもそもクルージングって?という方はこちら。初めてのクルージングに向けた基礎知識や料金設定、気を付けたい落とし穴などの情報が満載です。

一般的なクルージングで知っておくと便利な事前準備や持ち物、船内の過ごし方などを詳しく解説している記事はこちら。

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この記事を書いた人

趣味はiPhoneと旅行・クルージング。日々忙しい小中学生ママのために、子育てに役立つ情報や、ママ世代が知っておきたい厳選した情報などをお伝えします。
「母」と「妻」としてだけでなく「私」の立場も大事にすることが、大切な家族を守ることにつながると信じている一児の母。

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