MSCベリッシマ乗船記ブログ。家族みんなで楽しめる全行程を写真付きでわかりやすく解説します

2023年に日本発着している大型客船、MSCベリッシマ。今年はたくさんのルートがスケジュールされています。

この夏休み、MSCベリッシマに6泊7日で乗船してきました。全行程を写真付きで詳しくおさらいしながら、実際に乗船してわかったことをまとめました。

クルージングは参加してみないとなかなか雰囲気もつかめず、楽しみ方もわからないもの。

これから乗船される方のお役に立てれば嬉しく思います。

この記事を読んでわかること
  • MSCベリッシマって、どんな船?
  • 初日から最終日までのクルージング行程って?
  • クルージング、具体的にどう過ごせばいいの?
  • 家族みんなで楽しめるってホント?
目次

ベリッシマってこんな船!基本的な情報

MSC社が運営する船は多数ありますが、今回乗船したのはマルタ国籍のカジュアル船「MSCベリッシマ」。総トン数は171,598トン、全長315.83m、19階建ての大型船で、まさに動くホテルさながら。

2019年に就航した比較的若い船なので、すべての設備が新しくて快適です。

シップデータ

乗客定員

乗客定員は5,655名。クルーを合わせると、7,000名以上の人が乗船することができる、大型客船です。

キャビン数

2,217室。そのうちバルコニー付きは1,418室も!実に半分以上がバルコニー付きの部屋なんです。

キッズ専用ルーム

7部屋あります。総面積はなんと700㎡!年齢によって利用できる場所が分かれているので、ベビーちゃんが大きいお兄ちゃんにもみくちゃにされることもなく、安心。

レストラン

有料のものも含み、全部で12か所。食べるところに困ることは、まずありません。就航中に飽きることもありません。むしろ全部回り切れず、悩んでしまうかも。

バー&ラウンジ

20か所ものバーやラウンジがあり、休憩に立ち寄ったり、ゆっくりお酒を飲んだりできます。シャンパンバーで提供されるシャンパンの種類は91種類もあるのだとか。

プール

4つあるプール。中でも大人気なのは、大型スライダーです。浮き輪に乗って滑ることもできます。

子どもが小さくても、足の悪いおばあちゃんと一緒でも楽しめる?

乗った瞬間から非日常を体験できるのがクルージングの最大の魅力。乗船したら、そこはリゾートです。

まだ子供も小さいし、クルージングなんて楽しめるかな?

大丈夫!実は今回乗船したMSCベリッシマのような大型カジュアル客船は、ファミリーにぴったりの船なんです。ベビー・キッズ向けの施設も充実。子どもがクラブで楽しんでいる間に、大人はショーを見たり、カジノで遊んだり、ゆっくりお酒を飲んだり・・・なんて楽しみ方も叶います。

また、車いすで過ごされる方も一定数いらっしゃいます。船内はほぼバリアフリー。エレベータも乗客が乗るものだけで15機以上!周りの動きを気にせず、マイペースに動けるのもクルージングならでは。もちろん、シニア向けのプログラムも豊富に用意されているので、足が悪いからといって参加を諦めるのは、もったいない話です。

我が家で同行した83歳のおばあちゃん。普段はゆっくり歩き、車椅子を使うことはありません。でも寄港地での出国手続きなどで長時間立って並ぶのはちょっと難しい状態。スタッフにその旨を伝えると、並ばずに済むよう配慮をしてくれました。例えば、並んでいる同行者との合流地点に近道を使用して先に到着させ、用意してくれた椅子に座って待たせてくれたり、車椅子を用意するか提案してくれたり。当たり前のようにホスピタリティあふれる応対をしてくれました。

今回の旅程

今回のツアーは、JTBの通信販売「旅物語」カタログから見つけた、こちらのクルーズ。

1日目 チェックイン~いよいよ乗船!横浜を出港

チェックイン~乗船手続き

まずはチェックイン。写真は、大黒ふ頭の待合室です。

荷物を預けたら整理番号シールを受け取り、待合室へ。ここで番号が呼ばれるまで待機します。

待合室は、空調が効いていて、快適!椅子はふんだんに用意されていて、きれいなトイレも設置されています。奥ではスタッフの方がレモン・オレンジのフレーバーウォーターを配ってくれていました。

整理番号が呼ばれたら出国手続きです。係員の指示に従って乗船券とパスポートを提示し、写真を撮ります。これは乗船中に必須のアプリ内で使用されたり、本人確認で使用される写真です。サングラスは帽子、マスクを外すよう指示されます。

その後はパスポートをいったん預け、いよいよ船内へ。

船室を使える時間は決まっているため、それまでは船内を散策したり、プールサイドでまったりしたり。すでにオープンしているビュッフェで軽食をとることもできます。ビュッフェには、ウェルカムケーキの準備がありました。

キャビン(船室)へはいれるのは15時半。時間になったら各自部屋に移動します。

避難訓練

キャビンへ入室できても、預けた荷物はまだ届いていません。順次届くので、焦らずに待ちましょう。

その間に以下のステップで避難訓練があるので、必ず参加を。どれか一つでも抜けていると、避難訓練に参加していないとみなされ、参加要請のお知らせが何度もキャビンに届いてしまいます。

STEP
避難訓練の映像を視聴する

時間になると、キャビンにあるテレビから避難訓練の映像が流れます。時間前にはテレビの操作できないことがありますが、慌てずに待ちましょう。

STEP
キャビン備え付けの電話を操作

映像終了後、画面の指示に従って電話機を操作します。自動応答になっているので、受話器をあげて指定された番号を入力すればOKです。

STEP
緊急時の集合場所へ行く

クルーズカードに記載されている「Assembly Station(緊急時の集合場所)」に行きます。クルーズカードのバーコードをスキャンしてもらうことで、避難訓練は完了です。

書類にはきちんと目を通そう

キャビンには、申し込んだ旅行会社からの書類や、MSCからの各種書類が届いているはず。一度はしっかり目を通しておきましょう。船内新聞も届いています。今日一日のイベントや、各店舗の営業時間なども記載されています。

また、アプリを確認すると、さまざまな情報が更新されているのがわかります。行きたいイベントのチェックや、今日のショーの予約やディナーの確認なども今のうちにしておきましょう。

さあ、クルージングを楽しもう!

まずは15階に行ってみましょう。そこにはメインプールと、20時間営業のビュッフェがあります。

ディナーまで時間があるようなら、フルーツとケーキ、コーヒーでおやつタイムを。新鮮な丸ごとフルーツはスタッフに声をかければ、その場でカットしてくれます。ビュッフェでいろいろと盛ったお皿やカップは、そのままプールサイドやキャビンへ持ち出しOK。ナイフとフォークはナプキンに包まれて置いてあるので、忘れずに持って行きましょう。

ビュッフェの一角にある、給水機とコーヒー・紅茶コーナーは24時間営業しています。中には、水筒や空いたペットボトルに水を汲んで持ち歩く方も多くみられました。

コーヒーを片手にプールサイドのチェアでゆっくりしながら次のイベントをチェックし、のんびりと予定を組んでみるのもいいですね。

ディナーの場所と時間はクルーズカードに記載されています。15分を過ぎてしまうと利用できないため、遅れないように注意が必要。もし他の有料レストランやビュッフェで食事をとる場合でも、特に連絡は必要ありません。

2・3日目 終日クルージングの過ごし方

朝食はルームサービスも。

朝食に限り、どのキャビンでも無料でルームサービスが受けられます。バルコニー付きのキャビンなら、一度はルームサービスをお願いしてみてほしいもの。

海を眺めながらのんびりと朝食をとる時間は、最高です。

ストレッチから一日のスタート

朝のプールでのストレッチプログラム。青空の下、大勢の方が体を動かしていました。その横では、子どもたちがプールでおおはしゃぎ。子どもの様子を見ながら、傍らのデッキチェアに寝ころぶ大人の姿も。みんな思い思いに過ごしています。

プログラムを見ながら予定を組む

配られる船内新聞には、こんなにびっしりのイベントが。この中から好みのプログラムに参加するもよし、プールに入るもよし、ただただのんびりするのもよし。有料プログラムも一部ありますが、無料のイベントでも十分楽しめます。ゲームに参加して優勝すると、景品がもらえたりも。

エレガントナイトディナー

就航2日目の夜のドレスコードは「エレガント」。すなわちフォーマルデーです。船内にはオシャレを楽しむ人々の姿がありました。中には本格的なドレスや、着物を着ている方も。

今日のディナーはロブスターとチョコムースでした。

上の写真は、アトリウムからスカイドーム方向を撮ったもの。上半分は鏡張りです。ディナーの後は、ゴージャスなスワロフスキーの階段で、エレガントな衣装で写真を撮る姿が多く見られました。

4日目 台湾の基隆の地に降りてみる

4日目の朝8時。台湾の基隆(キールン)に入港です。時差は1時間なので、日本時間で朝9時の到着となります。前日夜に、時計の針を遅らせるよう、アナウンスがありました。

下船手続きには、MSCクルーズカードと事前に配られたパスポートのコピーが必要です。特に並ぶこともなく、すぐに下船できました。

台湾の地に降りると、時間は午前10時。観光がてら少し歩き、目的のショッピングセンターへ向かいます。

目的地の営業時間には要注意!

この日は天気が良すぎて、とても暑い日でした。ショッピングセンターに到着するも、オープン時間まで30分ほどの空き時間が。

この時間、市場をはじめとしたほとんどの店舗は営業していませんでした。あぁ、だから下船時に人が少なかったんだと、事前の調査不足を反省です。ショッピングセンターのオープンは11時なので、注意が必要です。

フリーWi-Fiを使える店は意外と多い

やむなく近くのカフェに入って時間をつぶしながら、フリーWi-Fiを使ってLINEやメールのチェック。船内ではWi-Fiパッケージを購入していなかったため、久々の日本との通信です。フリーWi-Fiが使えるコンビニなどもありました。

その後は無事にショッピングセンターでお土産を物色。ですが、あまりに暑く、ショッピングを終えた後は早々に船に戻りました。

船への乗下船手続きのスペースに、台湾のお土産を買えるスペースや台湾ドルへの両替ができる場所もあります。「ここで買うのが一番安いよ!」という声も聞こえたので、金額のチェックをしてみるといいかもしれません。

5日目 沖縄の那覇の地に降りてみる

シャトルバスを上手に利用する

5日目、沖縄。前日の夜に、MSC社からシャトルバスの案内が入っていました。

金額は、大人9ドル、子供7ドル。利用にあたっては、予約などは特に必要ありません。添付されているチケットに必要事項を記入して利用時にスタッフに渡せば、自動的に船内精算されます。

今回の目的は国際通りでのランチとお土産ショッピング。那覇港から国際通りまでは徒歩25分程度だそう。今回は高齢者も同行しているので、シャトルバスを利用することにしました。

バスは十分に用意されていて、満車になれば発車するシステムで、往復とも待たされることはほとんどありませんでした。

国際通りでランチ&ショッピング

ランチは目の前の鉄板で焼いてくれるスタイルのステーキ店「キャプテンズ イン」へ。目の前で食材をカットし、ソルト&ペッパーを空中に投げ上げてキャッチしたりとクッキングパフォーマンスが楽しい店でした。テンダーロインステーキのコースを注文、食後のブルーシールアイスクリームまで堪能できました。

6日目 終日クルージングの過ごし方

最後の終日クルージングのこの日、ドレスコードは2回目の「エレガント」。もうすっかり船の設備にも慣れ、動きもスムーズに。

ショップでは50%オフや10ドル均一などのセールが数多く見られました。

夕方にはシアタールームで下船の案内がされます。グループ全員で行く必要はありませんが、情報に不安な方は聞いておいた方がいいかもしれません。

最終日のディナーでは、今回の料理を担当したシェフたちがテーブルの間を縫って手を振り、挨拶に回っていました。そのあとは日本語で「乾杯」の歌を披露してくれるなど、最後まで楽しませてくれました。

7日目 最終日の過ごし方

今回の下船時刻は16時。そこから部屋番号ごとに下船していきますが、その時間と集合場所はあらかじめ決められています。私たちの時間は18時だったので、比較的ゆっくり過ごせました。

携帯品・別送便申告書の記入は確実に

下船時に携帯品のチェックが行われるのは、通常の海外旅行と同じ。必ず事前に記入しておきましょう。

パッキングは指定時刻までに

下船後に受け取りたい荷物は指定された時刻までに荷物をパッキングし、キャビンの外側に出しておきます。

前日に届く「DISEMBARKATITON INFO(下船についての情報)」を読み、遅れないように出しましょう。今回、荷物を出す期限は午前11時でした。下船時刻によっては前日夜までにパッキングを済ませる必要があるため、指定の時刻は必ずチェックしましょう。

各店舗の営業時間をチェック

下船時刻によって、営業時間が変わります。今回は、午前中までイベントが行われているところがほとんどでした。ショップは13時まで、プールやジム、キッズクラブなどは15時までのオープン。案内を見て、営業時間は必ずチェックしましょう。

キャビンの退出時刻をチェック

キャビンの最終退出時刻は13時でした。「その後は下船までの間、ラウンジなどでおくつろぎください」との表示が。

各種レストランは13時ごろまで、ビュッフェは14時半までの営業です。ランチをとることまでは船内でできます。

最後の食事

最後の食事はビュッフェがおすすめ。すべての荷物を持参して、早めの昼食をとりました。

ビュッフェをおすすめする理由は、ただひとつ。

居場所がなくなるから!!!

キャビンにいられる時間を過ぎてしまうと、まもなくイベントも終わり、ショップも終了してしまいます。そこからは、ただただ自分たちの下船を告げるアナウンスを待つだけです。

各階のロビーにあるソファなどは人であふれかえります。ビュッフェは下船まで解放されています。食事後も下船ぎりぎりまで、水やコーヒー・紅茶を飲みながら、座って待つことができるのです。

逆に言うと、遅めのランチをビュッフェでとろうと思っても、満席でなかなか席が空かない状態となってしまいます。プールサイドのチェアに持ち込んで食べたりは可能ですが、ビュッフェの席を確保したいなら、早めの時間がおすすめです。

下船

待つこと数時間。ビュッフェでは待ちくたびれて眠ってしまう人もチラホラ見えてきたころ、やっと下船のアナウンスがありました。

下船は速やかです。待つこともなく荷物のピッキングも済み、船の外へ出ることができました。すべての行程において天気にも恵まれ、あっという間の7日間でした。

最後に、MSCベリッシマ船首とベイブリッジ、月のコラボが美しかったのでパチリ。

MSCベリッシマとベイブリッジ

まとめ

2023年夏のMSCベリッシマの乗船レポート、いかがでしたか?

クルージングは一度乗るとハマってしまう人も多いのだとか。私もそのうちの一人かもしれません。

日々忙しい私たち。「何もしない贅沢」をぜひ味わってみてはいかがでしょうか?

また、著者キリコが、2023年夏にMSCベリッシマに乗船したまとめ記事はこちら。乗船前の手続きから下船まで、写真付きで詳しく解説しています。カジノやキッズクラブなどの設備や、気になるWi-Fi事情、2024年のクルーズ情報など盛りだくさん!ぜひチェックしてみてくださいね。

ここに載せきれなかった情報はこちらの記事でも紹介しています。

クルージングって何?という方は、こちら。一般的なクルージングの基礎知識や気になる料金設定、気を付けたい落とし穴、絶対持っていきたい必須な持ち物などなど、詳しく解説しています。

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この記事を書いた人

趣味はiPhoneと旅行・クルージング。日々忙しい小中学生ママのために、子育てに役立つ情報や、ママ世代が知っておきたい厳選した情報などをお伝えします。
「母」と「妻」としてだけでなく「私」の立場も大事にすることが、大切な家族を守ることにつながると信じている一児の母。

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