家族旅行は三世代でも楽しめるクルージング!クルージングの基礎知識<情報編>

豪華客船クルージング情報編

家族みんなのニーズを叶える家族旅行って、難しいですよね。

まだ予定が決まっていないなら、小さな子ども~お年寄りまでが楽しめる、クルージングがオススメ。予算も一泊あたり1万円程度からと、意外とリーズナブルなことに驚かれるかもしれません。

クルージング、と聞いてどんな印象を持ちますか?暇とお金を持て余すシニア世代の夫婦が、のんびりと船から海を一日中眺めて移動する、といったところでしょうか。

日本ではまだまだ「裕福層の娯楽」といった感が定着しているようで、若い世代には旅行先の候補にすらあがらない。口コミもそんなに多くないので、なかなか実態もつかめないのが現実のようです。

クルージングの魅力は「目的地に行くこと」だけではなく、「船に乗った瞬間から旅行が始まること」です。料金が高い?いえいえ、日本発着船には実は思ったよりリーズナブルな船もたくさんあります。

ともあれ、百聞は一見に如かず。クルーズの種類や選び方、船内の過ごし方や必須な持ち物、快適に過ごし方などなど、クルーズの魅力を余すことなくお伝えします。これらの記事を読めばすぐにでも乗船したくなること間違いなし!次の長期休みにはぜひ検討してみてくださいね。

この記事で情報収集が出来たら、次のステップはこちら。出発するために必要なことを<準備編>で記載しています。

また、著者キリコが、2023年夏にMSCベリッシマに乗船したまとめ記事はこちら。乗船前の手続きから下船まで、写真付きで詳しく解説しています。カジノやキッズクラブなどの設備や、気になるWi-Fi事情、2024年のクルーズ情報など盛りだくさん!ぜひチェックしてみてくださいね。

目次

日常に疲れたらクルージングがおススメ!非日常を体験できます

豪華客船クルージング情報編

クルージングにもいろいろある

小一時間の「非日常」を楽しむクルージング

goo国語辞書によると「クルージング」とは「ヨットなどで、外洋を巡航すること」、「クルーズ」とは「客船による観光旅行」とあります。小型船に乗って満開の桜を眺めながらゆったりと小一時間ほど川を進んでいくクルージングもあれば、数時間かけて景色を楽しみながら美味しいお酒や料理を堪能できる屋形船なども忙しい日常から離れてほっと一息つける「非日常」です。

数日~数か月の規模のクルーズも!

東京や横浜、神戸などを起点として日本の海域を後悔する「日本周遊クルーズ」や、少し足を延ばして韓国や台湾などを寄港地とするものなど、様々なクルーズがあります。また、歴史のある海外発着のクルーズを目的に、寄港地まで飛行機で往復するといった海外旅行にクルーズをプラスしたような「フライ&クル-ズ」と呼ばれるツアーも数多くあります。世界中の寄港地を対象にした世界一周プランなども存在します。

「動くホテル」「動くアミューズメントパーク」とも呼ばれる、全長数百メートル、数千もの客室数を備えた大型客船のクルージングには比較的カジュアル船が多いのが特徴です。外国船であればクルーも外国人がほとんどで、乗船した瞬間から下船まで、まるで海外にいるかのような「非日常」を感じられます。

乗る前にクルーズ船のクラス分けは絶対知っておきたい

クルーズ船にはクラスというランク分けがされています。

レストランでも、ファミリーレストランから高級料亭までランクがいろいろあるように、クルーズ船にもクラスというランク分けがされています。

カジュアルクラス近年のクルージングブームの火付け役。
10万トン以上の大型船が主でエンターテイメントが充実しています。
比較的リーズナブルで子ども連れも安心。
MSCクルーズ、コスタクルーズ、ディズニークルーズなどが代表的。
プレミアムクラスカジュアルクラスよりも少しリッチな大人の雰囲気。
一泊あたり2〜3万円代が目安。
ドリームクルーズ、プリンセスクルーズなど。
ラグジュアリークラス一泊あたりの価格はおよそ3〜5万円以上も。
大きさは1~5万トン前後と、小型~中型船が主流。
品格のあるサービスを提供していて、ドレスコードなども厳格です。
クリスタルクルーズ、シーボーンクルーズなど。

上表のように、クルーズ船には大きく分けて3クラスに分かれています。クルーズ初心者や家族連れには、まずはカジュアルクラスからスタートするのがおすすめ。料金もリーズナブルで、ドレスコードの設定も比較的緩めです。

外国船

MSCベリッシマ

船にも「船籍」と呼ばれる国籍があります。

「非日常」をテーマとするならば絶対おすすめなのが、外国船です。乗船した瞬間から、そこは海外の世界観。規模が大きく多種多様な人種のクルーがいたりとまるで外国さながらです。プールやシアター、マジックショー、イベントなどが目白押しで、長期間のクルーズでも飽きることなく楽しめます。近年話題のクルーズ船はこちら。

船籍船 名全長・全幅総トン数客室数
イギリスダイヤモンド・プリンセス290m × 37.5m115,875t1,337室
イタリアコスタ・ネオロマンチカ221m × 31m56,000t789室
マルタMSCベリッシマ315.8m × 43m171,598t2,217室

ダイヤモンド・プリンセス

日本の長崎で建造され、日本発着のクルーズ旅行に就航している大型客船、ダイヤモンド・プリンセス。実は船籍はイギリスなんです。とは言え、日本人スタッフも多く日本語がしっかりと通じることでも有名。ホスピタリティ重視で、手厚いおもてなしが受けられると評判です。

コスタ・ネオロマンチカ

イタリア生まれの客船です。「洋上のイタリア」をキャッチフレーズにする船社で、日本においてはリーズナブルな価格でクルージングが体験できるとあって、ファミリー層に人気です。同室利用の12歳までの子どもはなんと無料!船に乗った瞬間から「チャオ!」とイタリア語が飛び交う、陽気な雰囲気です。

MSCベリッシマ

上の写真が「MSCベリッシマ」。日本への来港外国客船の中で過去最大級の客船で、2019年就航の比較的若い船です。2023年から日本発着クルーズに就航し、まだまだたくさんのツアーが企画されています。中には一泊当たり1万円を切るほどのリーズナブルなツアーも。

日本船

日本船では「飛鳥Ⅱ」「にっぽん丸」「ぱしふぃっくびいなす」などが有名どころ。日本近海を数日間で航海するクルージングが多いようです。

船 名全長・全幅総トン数客室数
飛鳥Ⅱ241m × 29.6m50,444t436室
にっぽん丸166.4m × 24m22,472t532室
ぱしふぃっくびいなす183.4m × 25m26,594t460室

飛鳥Ⅱ

「“スタイリッシュ”と“和”の融合。日本が世界に誇る客船で華やかなクルーズライフを。」をテーマとした、日本船で最大級の大きさを誇る豪華客船。1泊から世界一周の旅まで、クルーズを楽しめます。すべての客室が海側でバスタブ付き。また最上階には展望大浴場やサウナもあるなど、日本人向きの豪華客船といえそうです。※2023年3月現在、スケジュールは準備中だそうです。

にっぽん丸

「あたたかなふれあい」「食事へのこだわり」「風光明媚な寄港地」が特徴の、やや小ぶりの客船。出会い・ふれあいを楽しむのにも、ちょうどいい船のサイズだそう。「美食のにっぽん丸」と言われるほどに食事へはこだわりがあり、アットホームな雰囲気のおもてなしが期待できます。船旅を熟知したクルーズコンシェルジュが、細やかにサポートしてくれるのもポイント。

ぱしふぃっくびいなす

1998年に就航され、24年の運航を経て、惜しまれながら2023年1月に引退してしまった客船。「クルーズは堅苦しい」そんなイメージが先行している時代に、スタッフのフレンドリーさでそんなイメージを払拭し、たくさんのファンを集めてきたそうです。

初心者に断然オススメのクルージングはコレ!

初めてなら、断然大型客船クルージング!

初めてのクルージングに選ぶべきものは、断然、カジュアルな大型客船のクルージング!

小さな子供が騒いだって全然平気!スタッフはみんなフレンドリーなので、子どもにも気さくに声をかけてくれます。英語が話せなくても問題なし!

またカジュアル船であれば、ドレスコードも比較的緩やか。気負わずにマイペースに過ごせます。

百聞は一見に如かず。例えば、豪華客船・クルーズ専門旅行会社「ベストワンクルーズ」では、たくさんのツアーが企画されています。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

どんな人が向いてる?老若男女だれでも楽しめます!

ベビークラブ(MSC公式サイトより)

小さな子ども~おじいちゃん・おばあちゃんまで、3世代旅行にもおススメ!

目が覚めたら次の寄港地に到着しているという手軽さもクルーズの魅力の一つ。電車や飛行機を利用した旅行では、あちこちに行きたくても次の宿泊先への移動も慌ただしくて大変です。船旅ならば乗船してしまいさえすれば、荷物を置いたまま自分のペースで動けるから、ベビーカーの子連れ旅行や、車椅子利用の方、年配の方にもぴったりなんです。親と子ども、3世代で参加すれば最高の親孝行に。

船内には託児できるキッズエリアや英会話教室、ダンスパーティやビンゴゲームなど、さまざまな年代が楽しめるイベントが朝から夜中まで船内のあちこちで開催されているので、全年代が楽しめます。疲れたら部屋に戻って一休みすることも、プールサイドで飲み物を片手にくつろぐことも。自分なりの楽しみ方が見つかるはず。

ただし、妊婦さんや6か月未満の乳児、その他特別な配慮が必要な方などは、制約を設けている場合もあるため乗船前に確認が必要です。

英語学習や自由研究も!小中学生は夏休みの宿題も叶っちゃう?!

カジュアル船のスタッフは、とにかく気さく。

実は以前乗船した際に英会話教室の効果を確認しようと、小学3年の息子に「外国人スタッフと2ショット写真を撮っておいで!」ミッションを課してみました。

May I take a picture with you?

と、恐る恐る聞いてみる息子。すると間髪入れず

sure!!

と肩を組んでくださるスタッフ・・・

この後、いくつかのインタビューをさせてもらい、「船で働く人たち」というタイトルで写真とともにまとめて夏休みの自由研究として提出しました。

この船で働く人たちの国籍は実に33か国、2000人ほどの方が仕事として乗船されているんだとか。いったん乗船すれば、1年間はずっと乗りっぱなしで働くんだとの話も聞くことができ、有意義な時間となりました。

残念ながらクルージングに向いていない人もいます

老若男女問わず楽しめるクルージングでも、向かない方がいるのは正直なところ。船での航海中は下船したくてもできません。そのため以下に当てはまる方はクルージングには向いていないかもしれません。

仕事などで急な対応が必要な人

急な仕事が入った!すぐ会社に戻らないと。そんな状況にあっても、残念ですが基本的にクルーズ途中での下船はできません。外国船であれば、下船するにも正式な出国手続きが必要なため、簡単に下船することはできないのです。

ガチなネット環境が常に必要な人

寄港地ではモバイル通信を利用できますが、基本的に船は常に航海しているためメインは船内Wi-Fiを利用することになります。

最近は、ほとんどの船でWi-Fi環境が用意されていて、有料のインターネットパッケージを購入することで利用できます。ですが船内Wi-Fiはおもに衛星を介して接続するので、状況により接続が遅くなったり中断されたりと、不安定になる場合も十分に考えられます。快適なネット環境は望めないかもしれません。

それでも、時には必要になるネット環境。先日乗船したMSCベリッシマでは、ライトユーザー向けとヘビーユーザー向けのプランが別々に設定されていて、用途に応じたパッケージを購入できるようになっていました。

実際のパッケージ料金やプランの詳細は、以下の記事で詳しく説明しています。

次ページでは、気になる料金について。

どこまでが料金に含まれているの?という疑問や、ぱっと見で理解しにくい「必ずかかる料金」などなどをわかりやすく解説します。

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この記事を書いた人

趣味はiPhoneと旅行・クルージング。日々忙しい小中学生ママのために、子育てに役立つ情報や、ママ世代が知っておきたい厳選した情報などをお伝えします。
「母」と「妻」としてだけでなく「私」の立場も大事にすることが、大切な家族を守ることにつながると信じている一児の母。

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